山形 【特報 追う】秋田人 脱「奥ゆかしさ」目指せ 県が変身計画
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071111-00000016-san-l05「消極的で見えっ張り」「横並び意識が強い」「人情味にあふれ奥ゆかしさもある」-。秋田県が県民を巻き込んだ「秋田人変身プロジェクト」を発足して3カ月半。寄せられたエピソードから、隠された県民性も表に出始めている。県民性を改造することで、県勢向上をもくろむこのプロジェクト。はたして「何」を変えなければならないのか-。(今泉有美子)
「消極的な県民性を、県民は見て見ぬふりしてきた。自分たちの欠点を見直し、みんなで直せば県全体を変えることもできると思っている」
事務局を務める秋田県総合政策課副主幹の舛谷雅広さんはプロジェクトの狙いをそう説明する。
取り組みの第一弾として、自分たちの欠点を徹底的に洗い出すため、県民性を表すエピソードを募集した。消極的で見えっ張りな一方、雪国ならではの温かさや奥ゆかしさが伝わる話が寄せられた。
しかし、今後のプロジェクトの方向性については「目指す県民性像は会議の中で探っていきたい」「反省点を見つけたら公共の場で発表する機会を設けたい」などとする。数値目標や具体性に遠く、秋田の県民性通り“奥ゆかしさ”を感じる内容にとどまっている感は否めない。
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