山形山形県野球場 命名権料を大幅値下げ 県、再々募集
山形県は２６日、東北楽天ゴールデンイーグルスの二軍本拠地である県野球場（中山町）の命名権（ネーミングライツ）について、再々募集を始めた。価格は最初の募集額の半額になる「一年あたり５００万円以上」へと大幅に値下げ。「３度目の正直」にかける。
募集条件は「都市公園施設にふさわしい企業」。企業名や商品名のほかに「山形」か「やまがた」の文字を使用する。
契約期間は３年間。来月１９日まで募り、応募があれば、年内に選考委員会を開いて決める。
同球場のネーミングライツは昨年２月、「１０００万円以上」で初募集したが、応募はゼロ。同年８月、金額を「８００万円以上」に下げたが不調に終わった。その後、県職員が営業を兼ねて県内企業８社を回り、価格ラインを研究。企業側の「もう一声」に応じて、県が「冬期間、使用できない分を値引きする」として、３００万円の値下げになった。
県内では今年３月、県総合運動公園陸上競技場（天童市）の命名権者を２度目の募集で決定。この時も、価格を当初の２０００万円から１２００万円に下げている。
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